今日から3月です!
2月最終日の昨日は毎週木曜恒例(?)の娘の通院日で、わたしの中ではちょっとした区切りの日ともなりました。
実は昨日までの一週間は通院はしたものの、治療自体はまるまる一週間おやすみしていて、治療が始まって以来はじめてのノーギブスウィークでした。というのも、ギブスの中で足の親指に傷ができたしまったんですね。
傷は、ギブスの中で足とギブスが擦れて、そこからばい菌が入って化膿してしまっていたようでした。
ギブスはいつも足全体に巻いているのでギブスの中は足の指が1〜2ミリ程度見えるのみです。そのため先週の木曜日、いつものように通院前に自宅でギブスを外したときにはすでに親指全体が真っ赤にパンパンに膨れ上がって、異臭を放ったおおきな膿ができてしまっていました。
娘のような赤ちゃんの今の時期は体は待ったなしで急成長していくので、そのために毎週病院に通ってギブスをまき直してもらう必要があります。
ですが、そんなふうに週一ペースで頻繁にギブスを替えていても、体の成長のペースが早いとギブスがどんどんきつくなっていき、摩擦が起きて皮膚に傷ができてしまうことがあるのだそうです。
12月のはじめに人生ではじめての出産を終えて、同じくはじめての子育てが始まって、
そこから一ヶ月めの最初の検診で病気のことを指摘されました。
そこから毎週専門のこども病院での新幹線通院がはじまって、やっと1ヶ月が過ぎたところでした。
その間これまでも、
ギブスをしていることが原因で娘をお風呂に入れられなくなってしまったり、
それが原因でおむつかぶれがひどくなってしまったり、
片足だけギブスをしてるために、足をバタつかせるときにもう片方の足を傷つけてしまうのか、ギブスに血がついてしまってもう片方の足にも傷ができてしまってることに気がついたり、
ギブスの付け根と擦れて太ももに赤い擦れ傷が消えなかったり、
そもそも週に一回に往復4時間以上かけて、サラリーマンまみれの新幹線にベビーカー片手に(持ってるのは夫のジョーさんですが)通院して、合間に授乳して、オムツを替えて、泣いたら抱っこして…
まだ娘はやっと2ヶ月ちょっとで、わたしたち夫婦も子育て自体がはじめてで慣れないことばかりの中、
娘の治療がはじまってからは治療に付随するそうしたトラブルやらアクシデントやらが解決してはまた現れて、そのたび1つ1つ解決して、でもまた何かが現れて…と、常に「1歩進んで2歩下がる」的な感覚でした。
それでも前向きに(とゆうか必死で^^;)その中で喜びや楽しみを見出しつつ夫婦でやってきたのですが、その傷を見たときに、途端に心がぽっきり折れた自分を実感しました^^;
たぶん、1ヶ月が経って、ようやくいろんなことに慣れてきて、気が緩んだのもあったんじゃないかなーと思います。
その日の朝も、足の指が膿んでパンパンに腫れてしまっていても、当の本人(娘)は至って上機嫌でニコニコ。
だったのですが親のわたしが心ポッキリ折れて大号泣してしまい、病院に向かったものの今週は念の為ギブスも巻かずに傷をまず治したいと先生方にお願いして、なんの治療もせずまた新幹線で帰ってきました^^;
これが先週の木曜日のことですね!
で、昨日の通院までの一週間、いろんな気持ちが沸き起こって、感情波立ちまくりの正直とてもしんどい一週間でした^^;
治療自体をもう放棄することも考えたり、病院側や先生に対して不信感が止まらなくなってしまったり。
それでも、いつものように湧き上がる感情は蓋をせずに漏らしっぱなしにし(自分とジョーさんの間だけね^^;)、
「それ」をなんとかしようと付け焼き刃でジタバタすることなくただ「そのときのわたしとして存在して」ました。
そうするとやっぱり、ちゃんと、時間を経て、
その波は「引いて」いくんですよね。
それがたとえ、どんな荒波でも。
そうして引いていったのちに、砂浜に貝やら小石やらだけを置き残していくように、ちゃんと、わたしのこころの中に起きた波も、
引いていったけれど、何も残らなかったわけじゃない。
それをわたしはひとつずつ拾って、つなげて、
そうしてこの経験もまた、わたしの人生の繁栄の種になったように思います。
そして娘もね、この一週間で、ものすごく成長(変化)しました。
昨日の通院途中、あるいは病院で、
まったく見ず知らずの人や、病院の先生、看護師さんたちに対しても、
めっちゃよく笑いかけるようになったんです。
ほんと、あんた、どこぞのキャンペーンガールか?ってくらいに。笑
出逢うたくさんの大人たちを次々にメロメロにしていっておりました。笑
そして今、外の世界や人に対して、とても興味いっぱいの時期に突入したんだな、ってことを実感します。
そのせいか、外に顔(体)を向けて抱っこすると、喜ぶんですね。
つい数日前まではわたしの胸に顔をうずめて世界に背中を向けて抱っこされるのを好んでたのに、今は、外の世界を信頼して、興味いっぱいなんだな、って実感します。
ニコニコと誰にでも笑顔を向けるのは、知らない人も、病院の先生たちも、娘にとっては全員が「善き人」だからなのだろうなあ、と。
「それが真実だよ、ママ」って、背中で教えてくれてるんだなあ、と思っています。
そしてそんな娘に出逢えたのは、わたし自身がそのように世界や人を見て生きていきたい、と思っているからこそなのだろうな、とも思うんです。
昨日の通院からまた再びギブス生活がスタートしましたが、わたしの中の波はもう静かに引いていったな、と感じてます。そして今回もやっぱり、そこに「悪いこと」は残されなかったな、と。
体の成長とともに、ギブスもずいぶんぶっとくなりました…!
出産をしてから、ブログを更新する頻度は確実に減っているし、ますます家庭がわたしの中心になりました。大変なことも悩むことも、無いわけではないです。
でも、確実に言えることは、
今までの人生の中でもっとも豊かで、もっとも幸せで、もっとも学び多き時を今、生きることができている、ということです。
そんな人生を今、送ることができていることに心から感謝です^^
今月も娘やジョーさんと共に、素晴らしい毎日を過ごすことができますように^^
みなさんも、そう在れますように^^