JUST WOMEN

「ただ、ありのままのわたし」を生きて、人生が180度変わった軌跡と奇跡を綴ります☆(旧ブログ名:ただのオンナに戻ります)

こんなにも過去は変わるし、こんなにも世界は愛で溢れてる。

昨日は一日3件の予定が入っており、終日外に出っぱなしと

わたしにしては非常に活動的に動いた一日でした!(ゆえに今日は引きこもり。。。)

 

特に3日の1dayゼミが終わって、

頭を切り替えて入籍の準備にいそしんでおります。やっと。

来週末に両家の顔合わせと、その前に今週末には

彼のご家族が(お嫁入りの)歓迎会ということでお食事会を催してくださって、

なんだか二週連続で彼のお母さんとお兄さん(お父さんはもう亡くなっているので!)にお会いすることになります^^☆

 

そうして昨日は、あるところに、年明け春の挙式の相談に行ってきました。

わたしたちが挙式する予定なのは、結婚式場や神社ではなく、こちらの

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築地にある聖路加国際病院。

こちらのチャペルで挙式させていただけることになりました。

 

(※ここから先は、責任者であるK牧師の許可をいただいて掲載しています☆)

 

こちらは結婚式場ではないので、基本的には、

聖路加看護大学の卒業生や現職のお医者様、看護師さん、そしてケースバイケースで患者さんなど

聖路加とご縁のある方から希望があったときのみ、

K牧師の許可のもと、結婚式を行うことがあるのだそうです。

 

わたしたちの場合は一番後者で、

わたしの姉がまだ小学生の頃、こちらの小児科で

小児がんの権威である当時の副院長の細谷亮太先生にお世話になって今元気に暮らしていることもあり(当時はまず助からないと言われてたそうです)、

先生の取り計らいでまず先に、姉が5年前に挙式させていただきました^^

 

それで、そこでわたし、

姉の友人兼カメラマンとして出席してくれていた彼と出逢いました^^

 

二人の出逢いのキッカケというのと、

わたしも子供の頃、こちらで腎臓の病気でお世話になっていて

(弟は聖路加で生まれてるので、きょうだい3人共皆お世話になってます^^;)

何より姉への面会で小さい頃から何百回通っている場所なので、

わたしも彼も、もし式を挙げるならこちらがいいなと思ってました。

 

それで、昨日改めてご挨拶に伺って、

牧師様の温かいお心により、

この度挙式についてご快諾いただけました。

何か審査でもあるのかと思ってたので、無事決まってちょっとホッとしてます。笑

 

 

それで、このK牧師なんですが。

 

もう、姉の結婚式のときから、いつかわたしも式を挙げるなら聖路加で、

とゆうかこのK牧師のもとで、と

思っていたくらい、素敵な方です^^

 

姉のときに驚いたのが、

教会の式って、結婚式場のそれと全然違うんですね!

サインして、誓いのキスをして、おしまい、と、

式場の挙式自体はわりとあっさりと短いと思うのですが(それが悪いのではないですよ!)

ものすごく、しっかりやるのです。

神社とかもきっとそうなのだと思うのですが、

わたしは初めて見てとても驚いて。

あと、これも今回初めて知ったのですが、

夫婦になるための勉強を、牧師のもと、させていただけるのだそうです。

(「きっと楽しいデスよ〜♪」と日本語ペラペラでお茶目なK牧師。どんな感じなんだろう。。。)

 

姉の式のときは、2011年の5月で、直前に震災があって、

さらにもっと直前の4月には父方の祖母が急逝して、

「このまま式を挙げて本当にいいのだろうか?」など

すごく姉たちなりに悩んだというんですね。

そのときに、牧師さんがいろいろと話しを聞いてくださったそうで、

そしてその時の姉たちの葛藤をはじめ夫婦になっていく準備をしてきたことを

牧師が皆の前で話してくださったんです。

 

あくまできちんとしているのだけれど、

でもまったく型どおりでない心のこもった牧師のお話に、

とても感動したのを覚えています。

 

…というのは完全なるわたし側の視点なのですが、

彼は彼なりに、牧師のお話がとても心に残っていたそうで。

 

彼はいろいろ過去にあり、

もともと自分は家族は作らない、

一生独りで生きていく、って決めて生きてきた人なのです。

 

でも牧師のお話で、「家族」というものの捉え方が少し

変わるきっかけになったのだそうです。

 

そんな風にそれぞれの想いで同じ場で牧師の話を聞いていたわたしたちが再会するのはその1年半も後のこと。

お互い、まさかお付き合いが始まると思ってないし(そのときは挨拶程度しかしてません。そして印象お互い最悪だったしね。。。)、

さらに結婚して、ここで式を挙げるとは思ってなかったので、

人生ってこれだから面白いと思うのですが^^

 

 

そして昨日の、短いわずかな時間の中でも、

K牧師のお話はとても心に響きました。

 

わたし、聞いてみたんです。

「結婚式をする意味って、K牧師はなんだと思いますか?」って。

 

結婚って、言ってしまえば本当に紙ペラ一枚のこと。

 

わたしたちは、同棲期間も長いし、

お互い支えあっていく意思はとても強いと思っているし、

家族もそれぞれ仲が良いし、

もう式をわざわざ挙げることもないのかな?という気持ちもどこかであって。

(「皆がやってるからやる」っていう発想が、わたしたちはあんまり無いので^^;)

 

両親が喜んでくれて、経験のひとつにもなれば、くらいな気持ちが大きかったんですが、

K牧師のお話はとっても素敵でした^^

 

えーと、わたしの覚えてる範囲で書くので正確ではないですが。。。

 

K牧師いわく、世界どこの国を見ても、

夫婦になるときは、「結婚式」という言い方は別としても

「人に集まってもらって」、

「皆の前で」、

というあり方が、ほぼ必ずあるんですって。

宗教も地域も世界バラバラだけど、そのカタチはどうも共通してあるらしい、って。

 

そして結婚って、人生の中でこんな長期に渡る大きな決め事はほぼ無いですよね〜って。

一緒に生きていく相手と一緒になって、

死ぬまでそれが続く。基本的には。笑

そんなことは、そうそう無いですよね^^って。

 

そんな人生に関わる大きなことでありながら、

夫婦になったばかりの男女は、まだ、

子鹿のように脆いんだ、と。

だからたくさんの人の支えが必要だ、と。

 

そのことを、「一緒に生きていく覚悟です」というのを示す場、

そして周りの方たちにも、そして神様にも、

「どうか見守って助けていただきますよう。そのためにがんばります」と表明(?)する場でもあるんだと。

そして自分たちも、その人達の前でそれなりの「約束」をしたのだと思うと、

二人だけの都合でどうのというだけでなく、夫婦として生きていく努力をすると思うと。

(うーん、今回聞いた話だけでなくて、姉の式の時に話してくれたことも混じってる気もしますが。。。)

 

 

こうして書いてみると、とても当たり前のことをおっしゃってるようで、

けれどそういう想いで式当日まで見守って下さる方がいるのは

文字通りなかなか現代では「有り難し」ことだなと感じます。

さらにわたしも彼も、家庭を持つことや結婚することに対しては、

「ごく当たり前でごく自然なこと」

とは思えないで生きてきたタイプなので、

そんな劣等生?のわたしたちが期せずして、

ただ当日を滞り無く迎えるための雑多な準備に追われるだけではなくて、

先ほど挙げたように夫婦になる準備(お話)などもお付き合いいただき見守っていただけるのは

本当に「超有り難い!」「超ラッキー!!」なのだと思うのです。笑

 

お話伺って、K牧師のもとで式を挙げると決めて本当に良かったなと思いました^^

とにかく、わたしたちは人の縁に恵まれて人に支えられていると思います!

 

でもそれって、なぜかと思うとやっぱり、

わたしたちが自分たちの弱さを、取り繕ったり隠したりしていないから。

不器用で劣等性な自分たちを受け入れて降参しているからこそ、

いろいろな人達が支えようと集まってきて下さいます。

 

「弱さは強さ」。

そして「弱いからこそ自然に感謝が湧き上がる」。

 

 

そうして改めて思ったこと。

本当に3歳の頃から何度も何度も訪れたこの病院とその道はわたしにとって、

学校よりもどこよりも、思い出深い原点の場所です。

でもそれは、少し前まではつらく苦しい思い出でした。

 

「あのことがなければ」「姉さえ病気にならなかったら」、

何か人生でつまずく度に、そういう想いにさいなまれる場所でした。

 

でも昨日、それがまったく変わってたことに気づいて。

 

「あのことがあったから」。

「姉が病気になってくれたからこそ」。

 

あんなに幸せな気持ちで、

いとおしく懐かしむ気持ちであの病院を歩いたことは

いまだかつてありません。笑

 

「今」さえ幸せになれば、

過去苦しかったことつらかったこと後悔したことさえ、

全部良い思い出に変わる。

 

姉の式のときでさえ、

心から祝うことができない、とても重たい気持ちで教会に向かったわたし。

でもそのドアを開けた時にはもう彼がいて カメラマンだったからね。

そのときはまったくわからなかったけど、

そのときからもう、動き出してたんです。「幸せ」に向かって。

そうしてそれはたったひとつのこと

「自分を生きる」

ということを積み重ねてきて初めて、

気付かずすでに最初からそこにあったギフトを受け取れる。

縁がつながって、世界が変わり始める。

でもそれは「そこ」に最初からあっても、

自分が自分を生きれなかったら、

つかみとることさえできないんです。

全部、見事に取りこぼすんです。

 

「いつか」じゃない、

「今、ここ」からしか始まれない。

 

その見えないものを、見れる目を、皆さんに得てもらうために、

わたしは今の仕事をしているんだと思います。

 

K牧師と打ち合わせ終わり、

「おかげさまだ〜〜〜」とか言いながら思い出の川べりを臨み、

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気分良くなり聖路加タワーの最上階でちょっと贅沢ランチをし、

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バルコニーに出たらスカイツリーと変な雲(ケモノ?)

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虹(ではなく、ハロというらしい)も出ていて興奮。

 

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楽しい一日でした!

 

今日は完全なるわたしの個人的な話ですが、

K牧師のお話などは結婚やパートナーシップの真髄をおっしゃってると思うので、

これからもご許可いただける範囲で掲載していきたいと思います!

どなたかのお役に立てば嬉しいです^^

 

それでは今日もお読みいただき感謝を込めて!

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