JUST WOMEN

「ただ、ありのままのわたし」を生きて、人生が180度変わった軌跡と奇跡を綴ります☆(旧ブログ名:ただのオンナに戻ります)

自分に誇れる、嘘とごまかしのない生き方は自分のためにこそ貫くこと。〜デーケン神父に会って来た☆の巻。

昨日は少し変わったところに赴き、この方に逢いにいってきました^^

ご存知の方もいるかもしれないのですが、
上智大学名誉教授で、「死生学」を日本に広めた
アルフォンス・デーケン神父さんです。

※デーケンさんのプロフィールはこちら

昨日はこのデーケンさんのお話が聞ける
「デーケン神父のキリスト教入門講座」に出掛けてきたのです☆

わたしはキリスト教徒ではないんですが、
昨日のお話のテーマ
「キリスト教とユーモア」っていうのに興味が湧いて。

デーケンさん大ファンの母(笑)につれられて出かけてきました。


実際にお目にかかってみて、
母がメロメロになる気持ちがわかりましたよ。

マジで素敵すぎる人です。
おじいちゃん天使と呼びたい。←すごい権威ある方です、一応。

不覚にも、90近くのおじいちゃんにきゅんきゅんときめいてしまいました。
愛に溢れるひとってきっとこういうことなんだなあと。


話は難しくてよくわからなかったとこもたくさんあったけど、
(そしてデーケンさんの言葉がとつとつとしており、聞き取ることに必死。そこに深みがあるわけなんですが。)

「キリスト教とユーモア」については、
デーケンさんのあり方そのものに触れていたら
充分伝わってきました。
そこにただいるだけで、嘘のないその人の生き方がちゃんと、伝わる。
カッコいいです。


デーケンさんのお話を聞き、帰りに母といろいろな話をして、
ふと昔の自分をいろいろと思い出して。

わたしは本当に小さい頃から、
大嫌いなもの、強烈に不快感を感じるものがたっくさんあって。

それはざっくり挙げると、
「綺麗事」とか、「偽善者」とか、
「中身の無い人間(自分を誤魔化して生きてる人、それにすら気づいてない人)」

などなど。

それが正しい正しくないじゃなくて、あくまでわたしの感じるそれ、ということですよ。正しさの議論はそこにいりません。

もちろんその逆パターン、
素晴らしい、と感じる気持ち、大声を上げたいくらいの悦び、
泣きたいくらい胸がいっぱいになる感動、
そういうのも、とってもとっても深さがある子でした。

つまりとにかく
「感性が鋭い」、よく言えば、
「感受性が豊か」「純粋」ってやつです。
(そして、なんの性格テストをやってもそれが出る…)


だからこそ、社会に出たら、
それがすごく、生きづらさになった。


なんか見えないレールがあって、それから落ちないように、
踏み外さないように
必死に走り続けなきゃいけない感があった。

なんか、よくわかんない空気を必死で読んで
自分が感じることよりも、
周りになじむことを優先させなきゃいけない感があった。

みんな話は上手だし、楽しそうに笑ってるんだが、
本当に楽しいのであろうか(わたしは楽しくないのでおかしいのであろうか)とか、

こんなに自由な国で、お金もそれなりにあるのに
なんか全然自由を感じないな
(そう感じるわたしはおかしいのであろうか)とか、

かとおもいきや、芸能人やら政治家やらお金持ちやら、
「持ってそう」な人たちを批判するだけ、
「その人たちのせいで自分たちは持ってない」っていう人達も、
「わたしたちは苦しいんだもんね」って群れる感覚も、
いやそれは違うんじゃないか〜?、っていう冷めた感じで。(ひねくれちゃんか。)

毎日毎日感じる「??」っていう感覚。

馴染みたくても、どこにも誰にも馴染めない感覚。

合わせよう合わせようとするほど、
自分の中ではズレにズレていく感覚。

でもそれを、“そこ”で生きていくためには、
生き残り続けていくためには、
「感じちゃいけない」んだと悟って、
必死で「感じること」に蓋をしました。

そうすることで、「普通」に溶け込もうとした自分。

「感じる」ことの悦びも楽しさも封印して、
ただ曖昧な「みんなと同じ」になることに、その方向に、
なじむことに必死だったわたし。


相当がんばったのだ。
がんばったのだが、
それでもダメであったのである。←何いきなりこの語り口調


で、がんばって、けどダメで、
本当によかったと思ってる。

開き直って「自分」を生きるしか、
「自分で自分を愛する」しか、
道がなくなったから。

わたしの「感じること」は本当に愛が深くて、でも同時に本当に非道で、
でもそのどちらも真っ向から受け入れることにしたら、
「これがわたしでしかないんだ」と観念しはじめたら、
「誰がなんと言おうとも、わたしはこのわたしでしか生きれないんだ」と自覚したら、

愛されることしか残らなくなった。
都合のよいことしか起こらなくなった。
素敵だな、って思える人としか出逢わなくなった。

あんなに、わかりあえる人、尊敬できる人は誰もいないと感じてたのに、
あんなに、本当の自分では生きていけない環境ばかりと感じてたのに、

それが「世界」だと、それが「常識」だと、
それが「大人になるってことなんだ」だと、
諦めていたのに。


ただの思いこみでした。


ただの、自分で自分を幸せにする勇気がなくて、
自分で自分の正解を出す度量がなくて、
自分が変わり続ける覚悟がなくて、
世間や社会や人に変わることをやっぱりどこかで求めてた
ただの子どもでした。

大人になると思ってたことは、
ただの子ども=自立心ゼロの体だけ大人になったわたしの
自分の人生に対する言い訳でありました。

その、今、自分のいる世界に違和感を感じる。
それならば自分が、その世界を捨てる勇気なんだと。

それはつまり、
その世界と「今」、しっかり釣り合っている今の取り繕った自分を捨てる、
ということなんですよね。

「自分を大切にする」の一番本質の部分の、
ガチな一面であります。

それでですね、
わたしはデーケンさん、すーごい好き!!って思ったんです。

愛に溢れてて、穏やかで、本当にわたしたち一人ひとりに丁寧で優しくて、
きっと理不尽さや悪意を感じても、
怒りを見せたりむやみやたらに批判したりしない。 

こんなひとになりたい!!なれたらどんなに素敵だろう!!って普通に思うし、
でも、わたしは器はおちょこのように小さく、
自分を生きようとしない人のことはたぶん本気で理解できないと思っているし、
つまりデーケンさんとは対極にいる人なんです(笑)

だから真面目に落ち込んだりするのです。

年齢の差だけじゃない、その大きな人としての差に。


だけれどその自分、そうでしかない自分を受け入れて、
自分に対してだけは取り繕いも嘘も一つもついていないから、
だからこそ、自分とはまったく違うデーケンさんのような人を心から尊敬できる。


そうして自分を明らめているからこそ、
自分自身にウソのない生き方をしてきた人を、
たとえそれが分野もその生き方も年齢もキャラもまったく違っても、
その人に縁を持つことで気付けること学べること、
取り入れられる要素が必ずあるのだと思う。


そうしてそれは、
自分の「今」の弱さもセコさも小ささも明確に明らることを端折って、
「あの人のような素晴らしい人になりたい」と、
かたちだけ真似て取り入れようとする人にはきっと、
わかりえないことだと思うのです。

そこには、
「今の自分」を、直視して愛する勇気、
そこからスタートする勇気が抜けてるから。


その自分を否定した上での
「あの人のようになりたい」の行動は、想いは、
いくら何度、素晴らしい人に縁して、いくら側にいて、
いくら言葉上の説明で教えを請うても、
いっこうに自分の中には入ってこないんだわ。


そうして、言葉では飾れない、ごまかせない
「今のありのまま自分」を直視しようとする目線さえ持ち続ければそれは、

同じように言葉ではない、知識ではない、ごまかしのない、
素晴らしい「ありのままのその人」のあり方から、
学び取れる目線を持てることにそのままつながる。


だから、「自分=世界」なんだということ。


デーケンさんがただそこにいるだけで人の心を打つのはきっと、
世間から評価される立派な人間になることを目指した結果じゃなく、
自分が自分に誇れる生き方をしようとした結果なはず。

わたしもわたしなりに、
そこにだけ注力し続けたいと、
改めて気持ちが奮い立った素晴らしいご縁でした。


かたい話になったので、最後にほっこりするものをご覧入れましょ〜。

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デーケンさんのサイン。ほっこり。癒される。あなたも癒やされて!

※デーケンさんは本をいっぱい出してました!
わたしが買った(母に後で貸すという約束のもと買ってもらった)のはコチラですよ↓ 
興味のある方は調べてみるといいかも。
すごく、壮絶な人生を経ての笑顔に感動です;;

心を癒す言葉の花束 (集英社新書)

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それでは今日もご覧いただき感謝を込めて!
良い一日を♪

 

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